Valentine’s Dayに、参った♪ | デジタル編集者は今日も夜更かし。

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もし雑誌をやっていたら記事にしたかもしれない様々なネタを、ジャンルにこだわらずコラム風に書いてみる。アナログ志向のデジタル編集者は、相も変わらずジタバタと24時間営業中!



情熱チョコレート



色気より食い気では決してないのだけれど、ボクのValentine's Dayのは、日頃食べられないチョコレートとの出会いの日でもある。

ブログでチョコレートについて触れることが多いせいか、今年も、初めて出会うチョコをたくさんいただいた。


これを書いているいま、オリオール・バラゲの蜂蜜のトリュフ入りボンボンショコラをひとつ口の中に放り込んだところ。
トリュフのチョコレートは、ショコラトリー LE CHOCOLAT DE H (ル ショコラ ドゥ アッシュ)の辻口博啓氏の“トリュフノワール” が大のお気に入りなのだけれど、バラゲ氏の創り出すスタイリッシュなラインのチョコレートは、それ以上に濃厚なトリュフの馥郁たる香りが口中に拡がる。至福の時。オトナになってもチョコレートが好きで良かった。子どもじゃぁゼッタイ分からない味だ。
かつて“エル・ブジ”のデザートシェフだったバラゲ氏の作品のなかには、トリッキーなチョコも多いけど 、この蜂蜜のトリュフ入りチョコは定番になるのだろうか。なって欲しいな。

もう一つ、とんでもないチョコをいただいた。


ガトーショコラ(焼きチョコレートケーキ)を、なんと、生ハムで包んである!
贈り主が一筋縄ではいかない女性で、しかもボクが生ハム大好き!であることをご存じなので、もしかしたら、彼女が洒落で創ったのか? とも思ったのだが、恐る恐る食べてみると…、

ウン? 悪くないぞっと。スパイスの効いた生ハムと濃厚なチョコのバランスが意外に良いのだ。美味い♪ なんなんだ、これは!?


ネットで検索してみると…、
ホンモノだ…。
創作はもちろん贈り主の女性ではなくウィーン菓子で有名な野澤孝彦シェフ。
しかも、「情熱チョコレート」と名付けられた逸品は、200個限定の栄誉。
あ~あ、疑いながら、疑問符いっぱい浮かべながら食べちゃった。美味しかったけど、食べる前に検索すれば良かった。。
“味は知りません!”のメモ書き付きだったけど、ホントに美味しかったよ!
(※下記、アメーバニュース参照)


そして、“伝説のカカオ”と言われる「チュアオ」を使用した、イタリア・トスカーナのアメディ社のチョコ。

カカオの畑選びから始まり、やたらめったら手間と時間をかけたオトナのチョコで、世界でイチバン美味しいチョコ、とも言われている。これも、食べるのは初めて。

ヴェネズエラのチュアオ島のカカオを70%使った味わいは、あくまでも滑らかで、濃いのにスッキリしていて、そして苦み・甘みに加えて、ほのかな酸味が特徴的だ。シンプルな一口サイズの板チョコなのに、口の中でフルーツや蜂蜜にもイメージが拡がっていく。良いなぁ、これ。オトナ、だ。


今年も恒例「サロン・ド・ショコラ東京」の巨匠たちの繊細なショコラもいただいたので、それらについては次の機会に書くけれど、バラゲ氏にしても、野澤氏にしても、チャレンジャーがいるモンだなぁとココロから感心。
ホントに参った。

“愛”はともかく、こんなに素敵なチョコレートをボクのために用意してくれた彼女たちの“親愛”に感謝。


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