クリスマス・イルミネーション@じぶんち | デジタル編集者は今日も夜更かし。

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出版社に在籍していながら、仕事はネット、携帯などデジタル企画のプロデュース。

もし雑誌をやっていたら記事にしたかもしれない様々なネタを、ジャンルにこだわらずコラム風に書いてみる。アナログ志向のデジタル編集者は、相も変わらずジタバタと24時間営業中!


illumination_2006


クリスマスに街頭を飾るイルミネーションは、ココロが凛とする透明感のある灯りだ。
一方、クリスマスツリーを始めとする部屋の中の灯りは、ココロがゆったりと暖かくなる。
ともに、一年に一度、ボクの最大の楽しみのひとつ。


冬の冷たい空気の中で眺める街頭イルミネーションが好きで、街に出かけずともいつでも楽しめるようにずっと自宅のライトアップを続けてきた。
華美にならぬよう色を控え、冬の街の景色に似合う飾り付けを、毎年工夫する。
今年は仕事の都合で手がつけられなかったイルミネーションだが、いつもの年より一週間遅れ、今週末をフルに使ってようやく点灯することが出来た。


いつものように脚立に登って作業をしていると、通りがかりの近所のお年寄りから声がかかる。
「今年はどうしたのかなぁ、と思っていたのよ」「毎年、楽しみにしているんですよ」…。
ちょっとプレッシャーなのだが、その度にiPODのヘッドフォンを外して、今年のコンセプトについて説明をする。しばらくその場に立ち止まって、作業を見上げてくれるこの街のオーディエンスたち。


ここ何年かは、シンボルツリーのハナミズキに、丁寧に枝に沿わせるようにLEDのライトを取り付けてきたのだけれど、樹高が4メートルを超え、脚立を使っての作業が危険になってきた。
そこで今年は、発想の転換。2階のベランダまで蔓を伸ばしてきたモッコウバラ を使うことにした。
2階のベランダから地面に向けて、エントランスから玄関に向けて、立体的にLEDの光を散りばめる。


合わせて、道路に面した窓への飾り付け、リビングのツリー、廊下の飾り棚も今年風に。
ギャラリーも多い窓には、今年デビューのハウスライト グレープライト を。
ツリーにはライトを仕込んだボールも組み合わせてみた。仕上げは、ゴールドのリボン。
飾り棚には、小型のハウスライトを置き、庭の枯れ枝を切って立て、リボンライトと白いボールを飾って北欧をイメージした箱庭風に。

夕方5時半にようやくすべての飾り付けを終えて、一斉に点灯。
これだけの作業をすると、かなり大変なんだけど、この一瞬が嬉しい。
ホントにキレイ、だ。


ようやく、今年もクリスマスシーズンが始まった。


Christmas_Tree

↑ゴールドとシルバー、ブルー系のボールを使用。

去年購入したツリースカートでコード類を隠す。


Window_illumination
↑点灯したとたんに、親子連れがじっくり覗いていました。
ぶら下がっているのは、ブドウのライト。