トイレで、香を焚く。
部屋で香を焚くときは、コーン型を使うことが多い。
香炉や小皿の上で燃やせるのは便利なのだが、底辺に近づくにつれて煙の量は多くなり、何より最後にまあるく燃え残るのが気になる。
スティック型は、折って燃焼時間を調節できたりして便利なのだが、安全に使えるスタンドがなかなか見あたらないのが玉に瑕。香立てはなんだか辛気くさいし、トレイタイプは素材やデザインに素敵なモノが多いけど、灰が周りにこぼれたりする。
渦巻き型は、長時間安定して燃えるが、蚊取り線香のようでたたずまいが好きではない。
で、トイレ。
長時間滞在する場所ではないので、火をつけて放っておいても安全なのが第一。
いろいろと探して、トイレに最適な組み合わせは…
マサラタイプのお香と、ヴィレッジバンガードで見つけたボトル型のインセンススタンド。
マサラというのはチャンプルーみたいな意味かな。インドのカレー料理のスパイスはいろいろ混ぜてマサラというし。竹ひごの芯材にパウダー状のブレンドしたお香を塗布して作られたもの。ドンキなどでよく見かけるタイプで、安くて香料の強いものが多いような気がする。部屋にはチト強烈すぎるので、だから、トイレ向き(^^
スタンドに代わるボトルタイプは、ヴィレッジバンガード以外で見かけたことがない。
これは、普通のガラス瓶に模様がプリントしてあって、底の方に2か所、空気取りの小さな穴が開いている。
そのボトルの口から、マサラ香の竹芯を上に逆さに瓶のなかにぶら下げて焚くのだ。下から火が上がるから途中消えることはない。最後までちゃんと燃えてくれる。それに、ボトルのなかだから安全。灰も瓶の中にたまる。
芳香剤もいいけど、数種類を用意していろいろな香りが楽しめるインド香が楽しい。いまのお気に入りは、20本200円で買ったストロベリー。甘い香りが、思いがけずトイレに合うのだ。